
精神疾患や心理的な問題で悩む人・ご家族に、認知行動療法などを用いたカウンセリング・相談・支援を行っています。
医療機関と連携できるので、主治医による薬物療法を続けたまま、ご利用できます。(当方は、医療機関ではありません)
2020年7月1日~ 発熱、息苦しさ、味覚・嗅覚の異常がある人は、予約日時の前に連絡し、相談室への入室はご遠慮ください。
目次
1.業務日時
2.内容
3.方法
4.料金
5.ご利用の流れ
6.申し込み
1.業務日時
開業:水、木、隔週火曜(10:00-20:00)、土曜(14:30-20:00)
臨時開業:9月12日(火)、23日(土祝)、26日(火)
・土曜は比較的、混んでいるため、通常50-55分以内、平日は、通常1時間以内です。なるべく火、水、木曜をご利用ください。
休業:月、金、日曜、祝日、年末年始など
予約制 予約なしで相談室に来ることを、お断りします。
・メールの返信は、カウンセリングの合間に行っているため、その日のうちできるとは限らず、翌日以降の業務日まで遅れることがあります。また、日、月曜、祝日、夜間から朝(19:30-翌10時頃)は、返信を行っていません。
2.内容
2-1)対象
精神疾患
強迫症/強迫性障害(OCD)
醜形恐怖、抜毛症、皮膚つまみ症、ため込み症
対人恐怖・社交不安、パニック症、恐怖症
トラウマ・ストレス関連(DV・ハラスメント被害、PTSD、適応障害、児童期マルトリートメント体験、機能不全家族)
気分・感情関連疾患(大うつ病、双極性障害、感情制御困難)
発達障害(自閉症スペクトラム障害、ADHDなど)
身体症状症、病気不安症、過敏性腸症候群
・・・診断を受けていなくても、「かもしれない」と思う人の相談も可
問題・悩み
性格的な悩み
就学、就労が困難
外出が困難、ひきこもり
本人が受診しようとしない
家族への依存が強い
対人、家族、夫婦の関係がうまく行かない
家族の中でストレスが強い出来事、暴言、暴力が繰り返される、
カサンドラの妻(発達障害の夫を持つ女性)
部屋が片付かない、物を捨てられない
このようなことに悩む本人、家族、支援者・専門家。
・原則として日本語ができる人。(治療者の英会話は、心理療法が十分にできるほどではありません。)
・海外在住の場合、日本に保証人がいて、日本の銀行口座に支払いができることが必要です。
2-2)相談・カウンセリング
相談
・1回のみの相談も可。その場合、他の施設で精神(心理)療法を受けている方でも受け付けられます。
・家族のみの相談もできます。
・どこに受診すればいいのか、どのような制度が利用できるかという相談でもOK。
精神(心理)療法
・継続して利用される人向けのカウンセリングです。
・技法・・・認知行動療法(曝露反応妨害(ERP)、持続エクスポージャー療法(PE)、行動活性化、、行動変容、認知再構成など)、マインドフルネス、筋弛緩法、呼吸法
・それぞれの疾患・症状に対し、標準的な認知行動療法でしたら、15回前後が目安です。しかし、患者さんの状態にも寄りますし、再発リスクのできるだけ減らすには、面談回数は、それ以上になることがあります。
・通常、認知行動療法では、状況を分析して、その効果が定着してくるまでは、月2回以上のペースが必要です。
2-3)お約束
・個人の秘密は守ります。
・精神科関係に通院中の人が、当方で精神療法を継続して行う場合、主治医の許可が必要です。初回面談の後、主治医による診療情報提供書(紹介状)をできるだけ提出してください。
・患者さんが入院中の場合、治療は、病院が管理して行うもので、通常は、当方のような外部の者が参加できません。本人、家族からの相談に、当方が応じられるとしたら、退院の見込みがついた患者さんの退院後の生活・治療についてです。その場合、病院の了承を得て、初回までに診療情報提供書を当方に提出してください。
・当方で精神療法を継続する場合、他の機関による精神療法との併用はできません。精神症状への精神療法は、原則、医師との連携によって行うものです。医師が2名の心理師に精神療法の指示することは、通常はないですし、心理師によって具体的な方法が異なるので、治療がうまく進まないことがあるためです。ただし、スクールカウンセラー、看護師のように、精神疾患の治療ではない支援を行う専門職であれば、連携できます。
・緊急な要件、現実的な暴行や器物破損の可能性がある人には対応が難しいです。緊急の相談が必要になりそうな人は、あらかじめ主治医と、そのような場合の相談先を話し合ってください。また、重大な事件などに巻き込まれる危険が高い場合、安全配慮義務が優先されるため、公的機関へ通報させていただくことがあります。
・相談室では、大きな声を出すなど、近隣に迷惑となる行為をする人は、お断りします。駐輪場、駐車場は、近隣の有料のものをご利用ください。
2-4)担当者
有園正俊(公認心理師、精神保健福祉士)
3.方法
・患者さんが、相談室かビデオ通話か訪問かを自由に選べるものではありません。当方で、必要に応じて判断します。
・メール・手紙でのカウンセリング、相談は行っていません。

3-1)相談室
180-0006 武蔵野市中町1-23-1-901 OCDサポート
JR中央線・総武線・地下鉄東西線 三鷹駅北口 徒歩3分
JR中央線 新宿駅―三鷹駅 所要時間:中央特快14分、快速19分
3-2)ビデオ通話(オンライン)
基本は、遠隔地に住むか、症状のため来所が困難な人向けです。
ビデオ通話・・・原則としてSkype・zoomを用いて、参加者全員の顔を見せて行います。
初回もしくは1回だけの面談ではzoomを用い、継続して利用される場合はできるだけSkypeの使用をお願いします。
音声通話のみの新規の募集は行っていません。
+
当方からのプリントの郵送、利用者からの課題の提出に、メールを併用します。
・Skype、zoomの設定や使用の方法がわからない人には、教えますので、ご相談ください。ただし、重要事項説明書に同意される前は、メールでの説明になります。
・身なりが整っていない、部屋が片付いていなくても構いません。むしろそのような状態を隠さずに、見せてくれた方が、患者さんの状態がわかり、カウンセリングに役立ちます。
3-3)訪問
頻繁には行えませんが、日程が合えば可能です。
4.料金と支払い方法
料金と支払い法は、面談の初回の前に、改めて説明します。
4-1)カウンセリング・相談
基本 40分4,000円
(40分以内であれば:10分以下は1,000円、10分を超えると5分ごとに500円加算。例:15分以下1,500円、20分以下2,000円・・・)
+
40分を超えた場合:5分ごと300円加算
に加えて
4-2)訪問・同行した場合:
移動時間料(移動時間の合計、200円/15分ごと)
+
交通費(電車・バス) お客様負担 実費
5-3)その他:
・キャンセル料は、相談室や通信による面談ではかかりません。
・訪問・同行の場合のみ当日キャンセル料として、1,000円+(連絡までに要した)移動時間料+交通費が請求されます。
支払い方法
相談が終了した時に、その回の料金をお伝えします。
・直接会う面談・訪問の場合:なるべくその場でお支払いください。
・ビデオ通話などの場合:月末締めで、その月の料金の合計を、翌月末までに銀行口座に送金してください。(例:9月分は1ヵ月まとめて10月末までに送金する)
・健康保険、クレジットカード、電子マネーなどは使えません。
5.ご利用の流れ
申し込み
メールで、初回の予約日時を決めます。
↓
料金と重要事項説明書の説明と同意
直接会う人・・・面談の初回に渡し、説明します。
通信(Skype、zoom)・・・初回の前までに当方から書類を郵送して、初回の面談で説明します。
・重要事項説明書に同意できたら、署名・住所を記入し、捺印します。
・本人が未成年、経済的に自立できる所得がない、海外在住の場合は、日本在住の保証人(定収入がある成人)の署名・住所・押印が必要です。面談前に、保証人になってくれそうな人に連絡しておくと、進行がスムーズです。
そして、用紙のコピーを保管し、原本をOCDサポートに郵送してください。
提出の際、本人の住所と名前を確認できる書類(運転免許証、健康保険証など)を見せていただくか、そのコピーを同封していただきます。
↓
初回面接
1回のみの利用もOK。通常、40分~1時間10分程度。
↓
希望によって、初回の後も、継続して利用
6.申し込み
電話での初回の申し込み・問い合わせには対応していません。
メール(メールが使えない場合は郵便)に、次を書いて、お申し込みください。
件名「心理相談 申し込み」
1)相談する人の氏名(本名、フルネーム、ふりがな)+家族の場合は本人との続柄
2)郵便番号・住所(番地・部屋番号まで書いてください)
3)電話番号
4)患者さんの年齢、性別
5)相談内容:現在、どのような症状、問題があるのか?何を相談したいか?(簡潔で可、100字以下でもOK、長くても500字以内)
6)患者さんが精神関係の医療への受診している状況がa-dのいずれか?:
a.通院中
b.過去に受診していたが現在は通院していない
c.今まで受診したことがない
d.入院中(本人が申し込む場合、上記の病院の了承・診療情報提供書が必要)
専門家の場合:
1)氏名(本名、フルネーム)2)郵便番号・住所 3)電話番号 4)所属 5)資格(医療、心理、精神系の有資格者) 6)相談内容
送付先:下記の問い合わせに記入するか、宛に送信してください。
・PCからの返信メールが受信できる設定にしておいてください。(参考:できるネット>ドコモメールでパソコンからのメールを受信できるようにする方法)
・返信には、日数がかかることがあります。
・上記のルール、マナーを守ってください。そうでないと、対応できない場合があります。(例)内容が字数を超えている。郵便に封筒に、差出人住所・氏名を封筒に書いてない。
・郵便の場合、上記の相談室の住所(OCDサポート宛)に送ってください。郵便が到着後、当方から電話をするので、留守電など、不在のときでも連絡がつくようにしてください。