心理相談室

心理相談室

精神疾患や心理的な問題で悩む人・ご家族に、認知行動療法などを用いたカウンセリング・相談・支援を行っています。
医療機関と連携できるので、主治医による薬物療法を続けたまま、ご利用できます。(当方は、医療機関ではありません)

2024年1月5日 今月から当面、火曜も開業します。
2020年7月1日~ 発熱、息苦しさ、味覚・嗅覚の異常がある人は、予約日時の前に連絡し、相談室への入室はご遠慮ください。

目次
1.業務日時
2.内容
3.方法
4.料金
5.ご利用の流れ
6.申し込み

1.業務日時

開業:火、水、木(10:00-20:00)、土曜(14:30-20:00)
・面談時間は、通常55分以内。土曜が混んでいるので、なるべく平日をご利用ください。

休業:月、金、日曜、祝日、年末年始、臨時

予約制 予約なしで相談室に来ることを、お断りします。

・メールの返信は、カウンセリングの合間に行っているため、その日のうちにできるとは限らず、翌日以降の業務日まで遅れることがあります。また、上記の休業日と夜間から朝(19:30-翌10時頃)には、返信を行っていません。

2.内容

2-1)対象

精神疾患
強迫症/強迫性障害(OCD)
醜形恐怖、抜毛症、皮膚つまみ症、ため込み症
対人恐怖・社交不安、パニック症、恐怖症
トラウマ・ストレス関連(DV・ハラスメント被害、PTSD、適応障害、児童期マルトリートメント体験、機能不全家族)
気分・感情関連疾患(大うつ病、双極性障害、感情制御困難)
発達障害(自閉症スペクトラム障害、ADHDなど)
身体症状症、病気不安症、過敏性腸症候群
・・・診断を受けていなくても、「かもしれない」と思う人の相談も可

問題・悩み
性格的な悩み
就学、就労が困難
外出が困難、ひきこもり
本人が受診しようとしない
家族への依存が強い
対人、家族、夫婦の関係がうまく行かない
家族の中でストレスが強い出来事、暴言、暴力が繰り返される、
カサンドラの妻(発達障害の夫を持つ女性)
部屋が片付かない、物を捨てられない

このようなことに悩む本人、家族、支援者・専門家。

・原則として日本語ができる人。(治療者の英会話は、心理療法が十分にできるほどではありません。)
・海外在住の場合、日本に保証人がいて、日本の銀行口座に支払いができることが必要です。

2-2)相談・カウンセリング

相談
・1回のみの相談も可。その場合、他の施設で精神(心理)療法を受けている方でも受け付けられます。
・家族のみの相談もできます。
・どこに受診すればいいのか、どのような制度が利用できるかという相談でもOK。

精神(心理)療法
・継続して利用される人向けのカウンセリングです。
・技法・・・認知行動療法(曝露反応妨害(ERP)、持続エクスポージャー療法(PE)、行動活性化、、行動変容、認知再構成など)、マインドフルネス、筋弛緩法、呼吸法

・それぞれの疾患・症状に対し、標準的な認知行動療法でしたら、15回前後が目安です。しかし、患者さんの状態にも寄りますし、再発リスクのできるだけ減らすには、面談回数は、それ以上になることがあります。
・通常、認知行動療法では、状況を分析して、その効果が定着してくるまでは、月2回以上のペースが必要です。

2-3)お約束

・個人の秘密は守ります。

・初回の面談は、診療情報提供書がなくても受けられます。
ただし、精神科関係に通院中の人が、当方で精神療法を継続して行う場合、主治医の許可が必要です。そして、初回面談の後、主治医による診療情報提供書をできるだけ提出してください。過去に受診経験がある人も、当時の医師による診療情報提供書か診断書を提出してください。医師法上、診断などの医業は医師しかできないため、その診断を踏まえ、精神療法を行うためです。

・患者さんが入院中の場合、治療は、病院が管理して行うもので、通常は、当方のような外部の者が参加できません。本人、家族からの相談に、当方が応じられるとしたら、退院の見込みがついた患者さんの退院後の生活・治療についてです。その場合、病院の了承を得て、初回までに診療情報提供書を当方に提出してください。

・当方で精神療法を継続する場合、他の機関による精神療法との併用はできません。精神症状への精神療法は、原則、医師との連携によって行うものです。医師が2名の心理師に精神療法の指示することは、通常はないですし、心理師によって具体的な方法が異なるので、治療がうまく進まないことがあるためです。ただし、スクールカウンセラー、看護師のように、精神疾患の治療ではない支援を行う専門職であれば、連携できるケースがあります。

緊急な要件、現実的な暴行や器物破損の可能性がある人には対応が難しいです。緊急の相談が必要になりそうな人は、あらかじめ主治医と、そのような場合の相談先を話し合ってください。また、重大な事件などに巻き込まれる危険が高い場合、安全配慮義務が優先されるため、公的機関へ通報させていただくことがあります。

・相談室では、大きな声を出すなど、近隣に迷惑となる行為をする人は、お断りします。駐輪場、駐車場は、近隣の有料のものをご利用ください。

2-4)担当者

有園正俊(公認心理師、精神保健福祉士)

3.方法

・患者さんが、相談室かビデオ通話か訪問かを自由に選べるものではありません。
下記「6.申し込み」に書かれたメールを見て、当方が必要に応じて判断します。しかし、初回は、できるだけ相談室にお越しください。
・メール・手紙でのカウンセリング、相談は行っていません。

状況に応じて、相談室かビデオ通話か訪問かを判断します。

3-1)相談室

待合室がないため、予約時間の5分よりも前に来ないようお願いします。

180-0006 武蔵野市中町1-23-1-901 OCDサポート

JR中央線・総武線・地下鉄東西線 三鷹駅北口 徒歩3分
JR中央線 新宿駅―三鷹駅 所要時間:中央特快14分、快速19分

3-2)ビデオ通話(オンライン)

遠隔地に住むか、症状のため来所が非常に困難な人向けです。

ビデオ通話・・・原則としてSkype・zoomを用いて、参加者全員の顔を見せて行います。
ビデオ通話を行っても、お客様の端末(PC、タブレット、スマートフォン)で通信がおおむね安定してできることが条件です。
初回もしくは1回だけの面談ではzoomを用い、継続して利用される場合はできるだけSkypeの使用をお願いします。
音声通話のみの新規の募集は行っていません。

郵便(プリント、診療情報提供書などの送付)と、メール(連絡、課題の提出など)を併用します。

・Skype、zoomの設定や使用の方法がわからない人には、ある程度教えることができますので、ご相談ください。ただし、重要事項説明書に同意される前は、メールでの説明になります。
・身なりが整っていない、部屋が片付いていなくても構いません。むしろそのような状態を隠さずに、見せてくれた方が、患者さんの状態がわかり、カウンセリングに役立ちます。

3-3)訪問

頻繁には行えませんが、日程が合えば可能です。

4.料金と支払い方法

料金と支払い法は、面談の初回の前に、改めて説明します。

4-1)カウンセリング・相談

基本 40分4,000円
(40分以内であれば:10分以下は1,000円、10分を超えると5分ごとに500円加算。例:15分以下1,500円、20分以下2,000円・・・)
+
40分を超えた場合:5分ごと300円加算

に加えて

4-2)訪問・同行した場合:

移動時間料(移動時間の合計、200円/15分ごと)
+
交通費(電車・バス) お客様負担 実費

5-3)その他:

・キャンセル料は、相談室や通信による面談ではかかりません。
・訪問・同行の場合のみ当日キャンセル料として、1,000円+(連絡までに要した)移動時間料+交通費が請求されます。
犯罪被害者の方が、警察庁による公費負担制度を希望する場合は、ご相談ください。

支払い方法

相談が終了した時に、その回の料金をお伝えします。
・直接会う面談・訪問の場合:なるべくその場でお支払いください。
・ビデオ通話などの場合:月末締めで、その月の料金の合計を、翌月末までに銀行口座に送金してください。(例:9月分は1ヵ月まとめて10月末までに送金する)
・健康保険、クレジットカード、電子マネーなどは使えません。

5.ご利用の流れ

5-1)申し込み
メールで、下記「6.申し込み」の項目を書いて送ります。

予約日時、相談室かビデオ通話かを、当方とメールで連絡し、決定します。

5-2-1)初回:相談室の場合
面談前に、料金表と重要事項説明書について説明します。同意の場合、署名・住所を記入し、捺印します。その際、本人の住所と名前を確認できる書類(運転免許証、健康保険証など)を見せていただきます。

5-2-2)初回:ビデオ通話の場合
メールで、初回の予約日時を決めた後、当方から書類を郵送します。
ビデオ通話で、料金表と重要事項説明書について説明します。同意の場合、署名・住所を記入し、捺印します。用紙のコピーを保管し、原本をOCDサポートに郵送してください。

5-3)初回面談
1回のみの利用もOK。通常、40分~55分程度。

希望によって、初回の後も、継続して利用可。

*1 料金と重要事項説明書を説明している時間は、料金の対象となりません。 
*2 本人が未成年、経済的に自立できる程の所得がない、海外在住の場合は、重要事項説明書に、日本在住の保証人(定収入がある成人)の署名・住所・押印が必要です。面談前に、保証人になってくれそうな人に連絡しておくと、進行がスムーズです。

6.申し込み

メール(メールが使えない場合は郵便)に、次を書いて、お申し込みください。
1)-6)を500字以内でお願いします。

件名「心理相談 申し込み」

1)相談する人の氏名(本名、フルネーム、ふりがな)+家族の場合は本人との続柄
2)郵便番号・住所(番地・部屋番号まで書いてください)
3)電話番号
4)患者さんの年齢、性別
5)相談内容:現在、どのような症状、問題があるのか?何を相談したいか?(簡潔で可)
6)患者さんが精神関係の医療への受診している状況がa-dのいずれか?:
  a.通院中
  b.過去に受診していたが現在は通院していない
  c.今まで受診したことがない
  d.入院中(本人が申し込む場合、上記の病院の了承・診療情報提供書が必要)

専門家の場合:
1)氏名(本名、フルネーム)2)郵便番号・住所 3)電話番号 4)所属 5)資格(医療、心理、精神系の有資格者) 6)相談内容(簡潔で可)

送付先:下記の問い合わせに記入するか、OCDサポートメール宛に送信してください。

・PCからの返信メールが受信できる設定にしておいてください。(参考:できるネット>ドコモメールでパソコンからのメールを受信できるようにする方法
返信には、日数がかかることがあります。
上記のルール、マナーを守ってください。そうでないと、対応できない場合があります。(例)内容が字数を超えている。郵便に封筒に、差出人住所・氏名を封筒に書いてない。
・郵便の場合、上記の相談室の住所(OCDサポート宛)に送ってください。郵便が到着後、当方から電話をするので、留守電など、不在のときでも連絡がつくようにしてください。

電話について

・特定商取引法に必要な、当方の電話番号は、初回面談でお渡しする重要事項説明書に記載してあります。
・電話(音声通話のみ)での、面談時間以外の病気の相談、初回の相談申し込み、重要事項説明書に同意していない人からの問い合わせには対応していません。